天皇賞春の傾向と展望
たのしいたのしい天皇賞(春)
ボウマン
「こういうレースは馬がハッピーなことが大切」
ハッピーな馬、買いましょう。
過去の”ひっかけ”だった馬を振り返る
2017年
1ー1 シャケトラ(3人気9着/日経賞1着)
2016年
2015年
2ー4 ラストインパクト(5人気4着/金鯱賞1着、阪神大賞典3着)
2014年
2013年
4ー7 アドマイヤラクティ(4人気4着/ダイヤモンド1着)
さらに遡ると、ギュスターヴクライ、トゥザグローリー、ローズキングダム、ペルーサ、フォゲッタブル、アサクサキングス、スクリーンヒーローなど
みなさんアンハッピーだったということでしょう。
天皇賞(春)の傾向
・格が大事(格→ここでは、古馬G1で連対以上の実績がある馬)
→人気が下がっていればなお良い
・古馬GⅠ・連対の実績がないステイヤーは、菊花賞上位馬でも気をつけよう
→長距離重賞で後方から差すスピード、マイル~2,000の重賞実績がほしい
→騎手が超大事
・とにかく内枠、1枠、白帽子、インコース(強い馬は別)
・キングカメハメハ産駒は上記の条件を満たしていてもシンドい
・トニービン持ちの馬は年齢を重ねた方が結果を出しやすくなる
→4歳時にダメでも、5歳以上で着順を上げる傾向
・重賞実績があるハーツクライでも、飛ぶ馬は飛ぶ(当たり前)
枠を見て
実績上位馬が外、下位が内である
展開予想(適当)
スタート後、内枠の馬が色気を出して位置を取りに行く。その後ペースダウン。先行馬は脚を溜めたことが仇となり、4コーナーで早々につかまる。
インで3200に耐えられる馬、前半後ろでじっとして差して来れる強い馬に注意
良さそうな馬
1-2 チェスナットコート:蛯名(想定6人気)
力が試される一戦。心配な点は、スタートが早くなさそうなところ。蛯名氏ならそのへんはよく分かっているとは思うけれども
1-4 カレンミロティック:池添(想定9人気)
10歳、引退(予定)レース。今回のメンバーの中で、2番めに格を持っている馬。
阪神1800をレコードで圧勝し、オープン入り。金鯱賞1着、宝塚記念2着、天皇賞春3着、天皇賞春2着。前走の着順が悪かろうが何だろうが、春天の舞台では巻き返してきた。
近走のレースを見返すと、着順こそ3年前と同じだが、若干スピード感に掛けるように私には見えた。それでも昨秋、得意とは言えないアルゼンチン共和国杯でアルバートと接戦していたし、先に前に出たソールインパクトにそれ以上離されなかった。やはり格が一つ高い馬なのだと思う。
昨年末の有馬記念と阪神大賞典はあまり仕上がっておらず、今回がメイチ仕上げという噂もある。「枠さえ良ければ!」という馬が外に行ったので、この人気なら買ってみても面白い。
6-11 シュヴァルグラン:ボウマン(想定1人気)
大阪杯は負けすぎ?いやいや、1コーナーからサトノノブレスにぶつかられ、終始サトノノブレスにつけまわされ、直線入り口ではウインブライトに当たられてました。久々の2000だし、小回りだし、変なタイミングで追い出されるし、これ以上ない向かない展開だった。
前走10着以下の馬は来ないってデータがある?それって大阪杯がG2だった時代のことでしょ?ということにする。
ま、一番格上なので、買うしかない。
例年なら買わない。絶対買わない。でも、今年のメンバーでこの鞍上なら、ナムラクレセントのように4着→3着となりそうで怖い。トニービン持ってるし、ルメールは既にアルバートで天皇賞春を経験済みだし、ちょっと消しにくい
8-15 トーセンバジル:Mデムーロ(想定7人気)
京都大賞典の走りが良かったので、枠出る前は本命で考えてた馬。メンバーが揃った去年の阪神大賞典で3着。もう少し内目の枠が欲しかったが、デムーロだし藤原厩舎なので、作戦がありそう。消すのこわい
その他、人気馬
3-6 ガンコ:藤岡佑(想定3人気)
チェスナットと同様、ここで真価が問われる。父ステイゴールド系だし、前に行けるし、買いやすい馬ではある。日経新春杯で3着、一瞬いいね!と思ったが、あのメンバーならもう少し頑張ってほしかった。実績の割に人気が高く、その分、鞍上も下手ではないが欲が出ると思われ、この人気では本命はうてない。
4-8 クリンチャー:三浦(想定4人気)
難しい。この手の馬は2000以下の古馬重賞で馬券になってい欲しい。そうなると、激流の皐月賞4着をどう捉えるかで評価が変わる。私には「ある程度の体力はあるんだろうけど、パワー優勢のダートっぽい馬」に見える。
実績馬でもインコースじゃないとシンドい天皇賞春で、半端に位置を取りに行ったり、逆に下げたりして、半端な競馬をしそう。そして、インコースからくる馬と、前半じっとしている後ろの馬に差されそう
5-10 サトノクロニクル:川田(想定5人気)
過去にダメだったハーツクライ産駒は、スピード感に欠ける。そんな感じがする。もっと人気がなければ少しは考えるけれども
6-12 レインボーライン:岩田(想定2人気)
まわりがバテるような、厳しいレースで良さが出ると言われている馬。ただ、天皇賞に関しては早すぎないゆる~い流れのほうがキレを活かして頑張れそうに見える。だって去年、さっぱり伸びてないんだもの。買うとしても押さえ程度
ガンコとクリンチャーは鞍上がハッピーでいられるかな?(^^)