どんな4歳馬が天皇賞(春)で馬券になるのか
キタサンブラックがいなくなって、4歳馬に世代交代だ!
みたいな雰囲気がでている昨今の競馬。
過去の天皇賞(春)でどんな馬が4歳で馬券になったのか、調査しました
天皇賞(春)で馬券になった4歳馬
以下、馬券になった馬と、それまでの主な実績です
◯2017年
サトノダイヤモンド 3着
マカヒキ世代
◯2016年
キタサンブラック 1着
シュヴァルグラン 3着
日経新春杯2着、アルゼンチン共和国杯1着、阪神大賞典1着
ドゥラメンテ世代
◯2015年
3着以内なし
ワンアンドオンリー世代(サウンズオブアース、アドマイヤデウスが出走)
◯2014年
3着以内なし
キズナ世代(キズナ、フェイムゲーム、ラストインパクトが出走)
◯2013年
フェノーメノ 1着
青葉賞1着、ダービー2着、セントライト記念1着、天皇賞(秋)2着、日経賞1着
◯2012年
ウインバリアシオン 3着
オルフェーヴル世代
◯2011年(稍重)
ヒルノダムール 1着
皐月賞2着(稍重)、鳴尾記念2着、日経新春杯2着、京都記念3着、G2大阪杯1着
エイシンフラッシュ 2着
皐月賞3着(稍重)、ダービー1着、神戸新聞杯2着、G2大阪杯3着(菊花賞は回避)
※ビートブラック7着
◯2010年
メイショウドンタク 3着
若駒S(OP)2着、皐月賞17着、神戸新聞杯4着、比叡S(京都1600万下)1着、万葉S(OP)3着の実績で、大阪ハンブルクC(OP)11着からの参戦。鞍上、武幸四郎。逃げたわけでもなく、普通に外をまわっての3着。その後は降格し、準オープンを勝てないまま引退した謎馬。
ロジユニヴァース世代
◯2009年
3着以内なし
ディープスカイ世代(モンテクリスエス、ヒカルカザブエが出走)
◯2008年
アサクサキングス 3着
きさらぎ賞1着、ダービー2着、神戸新聞杯2着、菊花賞1着、G2大阪杯3着の実績で参戦
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というわけで、基本的には
- 3歳GⅠで3着以内が2回以上ある
- 古馬GⅠで連対経験がある
と好走しやすい。
ただし、シュヴァルグラン、ヒルノダムール、メイショウドンタクは例外。
シュヴァルグランは成長が遅く、クラシック不参加。ただし、古馬GⅡを楽に2勝利していたので実績十分。しかもハーツクライ。
ヒルノダムールがクラシックで馬券になったのは1回のみ。ただし、稍重の皐月賞を上がり最速で追い込んで2着し、天皇賞の当日も稍重。古馬GⅡでは2000~2400mで常に馬券内だった。
メイショウドンタクは気にしないでおこう。
今年はどうか
今年は当てはまる馬がいません。かといって、今年は古馬のメンバーも手薄。4歳馬が馬券にならないとも言い切れない。
一番それっぽいのははクリンチャー。不良の菊花賞、重馬場の京都記念で好走しているのをどう捉えるか?いい馬なのだろうけど、私は適正が別の舞台にありそうな気がしてならないのです。
天皇賞(春)に出走する4歳馬の主な実績
クリンチャー(古馬G1初)
皐月賞4着、菊花賞(不良)2着、京都記念(重)1着、阪神大賞典3着
チェスナットコート(G1初)
早春S(1600万)1着、日経賞2着
サトノクロニクル
京都新聞杯2着、セントライト記念3着、チャレンジC1着、有馬記念9着、阪神大賞典2着
クリンチャーは皐月賞3着以内だったら文句なしだったんだけどなぁ